筋トレを始めたばかりの方にとって、「プロテインをどう摂取するか」は意外と悩ましい問題です。そんな中で、手軽にたんぱく質を補給できる「プロテインバー」は、筋トレの強い味方になってくれます。この記事では、筋トレ初心者にぴったりのプロテインバーの選び方と、おすすめの商品を厳選してご紹介します。
日々のトレーニングをより効果的にするために、プロテインバーの活用法も合わせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
プロテインを活かすには日々の食事バランスも大切です。PFCバランスの基本と食事例はこちらで詳しく紹介しています。
プロテインバーが筋トレにおすすめな理由
筋肉の成長には「たんぱく質」が欠かせません。特に筋トレ後30分以内の「ゴールデンタイム」にたんぱく質を摂ることが、筋肉の回復と成長を促進すると言われています。
しかし、毎回プロテインドリンクを用意するのは手間がかかりますし、職場や外出先ではなかなか難しいもの。そこで便利なのが、持ち運びが簡単でおやつ感覚でも食べられるプロテインバーです。
市販のプロテインバーには、1本で15〜20gのたんぱく質が含まれているものもあり、筋トレ後や間食にぴったりです。
プロテインバーを選ぶときのポイント
数あるプロテインバーの中から、自分に合った商品を選ぶためには、以下のポイントに注目しましょう。
タンパク質の含有量をチェック(目安:10g以上)
プロテインバーの主な目的は「たんぱく質補給」。一般的には1本あたり10〜20gのたんぱく質が含まれているものが理想です。筋トレ後や間食代わりに食べるなら、1本で10g以上あるものを目安に選ぶと効率的です。
糖質とカロリーのバランスも大切
たんぱく質が多くても、糖質や脂質が高すぎるとダイエット中の人には不向き。
成分表示を見て、糖質10g以下/カロリー200kcal前後を目安にすると、無駄なカロリー摂取を防げます。
逆に増量目的の人はカロリーが高めでもOK。
続けられる「味」と「食感」が最重要
いくら栄養価が高くても、まずくては続きません。
筆者もいくつか試して「一口目で無理…」と感じたものもありました。
ザクザク系・しっとり系など食感の違いもあるので、自分に合った味・食感を見つけることが継続のカギになります。
筋トレ初心者におすすめのプロテインバー10選
ここからは、実際に食べてみて「これはおすすめできる!」と感じたプロテインバーを、目的別に紹介していきます。
比較表:人気プロテインバー10選の成分一覧
商品名 | たんぱく質 | カロリー | 糖質 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
森永 inバー(ベイクドチョコ) | 15g | 約166kcal | 約11g | しっとりチョコ味/お菓子感覚 |
1本満足バー(チョコ) | 15g | 約180kcal | 約12g | ザクザク系/食べごたえあり |
マイプロテイン(チョコブラウニー) | 23g | 約214kcal | 2.7g | 高たんぱく・低糖質 |
SAVAS(ミルクチョコ味) | 11g | 約180kcal | 13.5g | クセがなく食べやすい |
玄米ブラン プロテイン | 10g | 約180kcal | 17g | ビスケットタイプ/腹持ち良 |
ベースブレッド クッキー | 13.5g | 約190kcal | 約9g | 全粒粉/自然派志向に |
ウイダーinバー(ナッツ) | 10g | 約164kcal | 約10g | ナッツの香ばしさ/甘さ控えめ |
カロリーメイトプロテイン(チョコ) | 13g | 約180kcal | 約8g | 朝食代わりにも◎ |
DNS プロテインバー | 15g | 約195kcal | 約13g | トレ後に◎/腹持ち良 |
オイコス プロテインバー(ベリー) | 12g | 約170kcal | 約9g | さっぱりベリー系/女性にも人気 |
1. 森永 inバー プロテイン(ベイクドチョコ)
- タンパク質:15g / カロリー:約166kcal / 糖質:約11g
- しっとり系の濃厚チョコ味。お菓子感覚で食べられる。
- コンビニで手軽に買えるのもポイント。
- 筆者コメント:「プロテイン初心者にもおすすめの一本!」
2. 1本満足バー プロテイン(チョコ)
- タンパク質:15g / カロリー:約180kcal / 糖質:約12g
- ザクザクとした食感が特長。ボリューム感がある。
- 甘さも控えめで食べやすい。
- 筆者コメント:「トレーニング後のご褒美として愛用中」
3. マイプロテイン プロテインバー(チョコブラウニー)
- タンパク質:23g / カロリー:約214kcal / 糖質:2.7g
- 海外製ならではの甘さ。高たんぱく・低糖質の代表格。
- 筆者コメント:「甘すぎ注意だけど、満足感は抜群!」
4. SAVAS プロテインバー(ミルクチョコレート味)
- タンパク質:11g / カロリー:約180kcal / 糖質:13.5g
- 国内大手ブランド「ザバス」から発売。ミルクチョコ風味でクセが少ない。
- コンビニで買えるのも便利。
- 筆者コメント:「クセがなくて食べやすい。外出時の補給にぴったり」
5. アサヒ クリーム玄米ブラン プロテイン
- タンパク質:10g / カロリー:約180kcal / 糖質:17g
- ビスケットタイプで、プロテイン感が少なく自然派おやつ風。
- 腹持ちも良く、軽食代わりにも使える。
- 筆者コメント:「スナック感覚で食べやすい。甘さ控えめが好印象」
6. ベースブレッド プロテインクッキー
- タンパク質:13.5g / カロリー:約190kcal / 糖質:約9g
- 全粒粉ベースで栄養価が高く、プロテイン初心者にもおすすめ。
- 1枚でしっかりお腹にたまる満足系スナック。
- 筆者コメント:「おいしくて栄養もとれる、罪悪感なしの補食」
7. ウイダーinバー プロテイン(ナッツ)
- タンパク質:10g / カロリー:約164kcal / 糖質:約10g
- ナッツの香ばしさとしっかりした歯ごたえ。
- 甘さ控えめなので男性にも人気。
- 筆者コメント:「あまり甘くないのが嬉しい。軽食として優秀」
8. カロリーメイトプロテイン(チョコ味)
- タンパク質:13g / カロリー:約180kcal / 糖質:約8g
- 栄養バランスが整っていて朝食代わりにもぴったり。
- 固すぎず食べやすい。
- 筆者コメント:「定番の安心感。学生時代からお世話になってます」
9. DNS プロテインバー(チョコ風味)
- タンパク質:15g / カロリー:約195kcal / 糖質:約13g
- スポーツブランド発の本格派プロテインバー。
- 食べ応えがあり、筋トレ後の補給に最適。
- 筆者コメント:「トレーニーの味方。腹持ちもばっちり」
10. オイコス プロテインバー(ベリー味)
- タンパク質:12g / カロリー:約170kcal / 糖質:約9g
- さっぱりしたベリー系の味で、甘いものが苦手な人にもおすすめ。
- 女性にも人気が高い。
- 筆者コメント:「爽やかな味で飽きがこない。ダイエット中でも罪悪感なし」
効果的な摂取タイミングとは?
プロテインバーは、以下のようなタイミングで摂るのが効果的です。
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筋トレ直後(30分以内):筋肉の修復を助け、成長を促進
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間食や食事の補助として:忙しい日常の中でたんぱく質を補うのに最適
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朝食の代わりに:時間がない朝に手軽に栄養をチャージ
ただし、プロテインバーはあくまで「補助食品」。食事でのたんぱく質摂取もバランスよく意識することが大切です。
よくある質問(Q&A)
Q. プロテインバーだけで1日のたんぱく質は足りますか?
A. 筋トレ初心者の場合、体重1kgあたり1.2〜1.6gのたんぱく質が目安とされています(例:体重60kgなら約72〜96g)。プロテインバー1本あたりのたんぱく質は15〜20g程度が多いため、バーだけでは不足することがほとんどです。基本の食事でしっかりたんぱく質を摂りつつ、不足分をプロテインバーで補うのが理想的です。
Q. 毎日プロテインバーを食べても大丈夫ですか?
A. 健康な方であれば、1日1〜2本程度を目安に取り入れるのは問題ありません。ただし、糖質や脂質、人工甘味料が含まれることもあるため、過剰摂取は控えた方が良いでしょう。あくまで「補助食品」として活用しましょう。
Q. ダイエット中でもプロテインバーは食べていいですか?
A. はい、低糖質タイプや食物繊維が豊富なバーを選べば、ダイエット中の間食にもおすすめです。ただし、カロリーオーバーにならないように、1日の摂取カロリーに注意することが大切です。
Q. プロテインドリンクとの違いは?
A. プロテインバーは持ち運びがしやすく、常温保存できるという利点があります。一方、プロテインドリンクは吸収が早く、水分補給も同時にできるのがメリットです。用途やタイミングによって使い分けるのがおすすめです。
まとめ
筋トレ初心者にとって、たんぱく質の摂取はトレーニングと同じくらい重要です。プロテインバーは、手軽にたんぱく質を補えるだけでなく、美味しく続けやすいアイテムとして人気を集めています。
今回ご紹介したように、商品によってたんぱく質量や栄養バランス、味わいもさまざまです。いろいろ試してみて、自分のライフスタイルやトレーニング内容に合った1本を見つけましょう。
「継続できる美味しさ」×「効率的なたんぱく質補給」ができれば、きっと理想のカラダに一歩近づけるはずです。プロテインバーを上手に活用して、楽しく筋トレを続けていきましょう!
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